文学という革命の中を彷徨う虫、泡沫の自由に縛り付けられたりしないで、支配的な奴らが示すサインなんか無視して、自らの直感だけで、今を渡り歩く、屈折した思い出の墓場、穢れた土壌に住まう研究者たる私は、チグハグな論理を縫い付け、あたかも、正解のようなフリをして、思考停止に至るだけの、独善的な猿たちの王国で、倫理観もなく、裏切りや、私服を肥やすばかりの、官僚たる宦官たちが、交付するものに、すがるだけの、市民たちが、生み出した政治的な暴走により、自らの首を絞めるだけに至るような、過ちばかりの国の生贄として、運ばれる先々で、林立している憎しみを増長させるためのコードたる、情報が席巻する世界の中で、確かさなどは、足枷に変わるばかりであるし、あらゆる悲劇の片隅に横たわる、不自然な自我も霞むような、幼稚な社会や、作られた組織の中で、カタストロフが現れ、すべてを、破壊するのだ、と息巻いているペシミストたちの、戒律やら、懐疑的なものに塗れ、連帯感などを謳う教育により、ただただ、支配されるだけに至り、徒に消費される毎日に、卑しさだけが現れ、報復などを謳い、正しさを操作し、不衛生な、普遍性に縛られてしまうことで、同一化する快楽により、本質や、真実すら、見えなくなってしまい、考えるということを、辞めてしまい、与えられた情報という餌に群がり、いつでも、空腹で、いつも、足りないと促す餓鬼どもが、うろつく帰り道。
2023年12月31日
2023年12月30日
号哭
神々しい欠如の最中、定めるものもなく、ただ、空虚な世界の中では、平和というのは、重要ではなく、混沌とした今に迫る無意味さや、差額や、錆びた権利や、争うほどに、食い込む意味や、つたない罪を廃棄処分して、前衛的な価値を高尚なものとして崇める、芸術的な昇華を終え、実体すら持たずに、ネットワークの中を彷徨う、意思や意識、絶えず加速していく哀れさを突き破り、紊乱な社会が吐き出す普遍性を叫ぶ、たった一人の声が、あたかも、全ての人の意見のように、受け取られてしまう途端に、社会とは、腐敗し、普通を謳う悪魔たちに囚われた君は、確かさという枷や、それが、普通であるということに、囚われることにより、曖昧なままに、受け取る普通は、やがて、苦痛に変わり、関わるほどに、同調圧力により抑圧される。快楽的に生贄にされる、儀式的な過ちや、誤りの中、拘束される理由が、理性を損ない、喪失感に揺れ動く、時代的な猶予や余暇で、調教された君たちが促す教育の薄っぺらさからの逃走を終え、被害者意識が加速し、曖昧な理想が、権利などを謳い、世論などがひしめく、怠惰な世界が用いる正義による犠牲が、次々と生まれるだけの、退屈な理想などをリセットして、背くほどに、現れる強靭さを蓄え、対比されるだけの、日々からの超越を終え、応用される物事を蹴破り、真実に至り、歪なことごとくを破壊し、新たに作り直したり、書き直したりして、誰にも届かないものに移行しても、そこは、絶え間ない孤独ではあるが、何かに付きまとわれたりしなければ、それはそれは、心地よいものでもあるのだ、と。
2023年12月29日
変身
村社会による、徹底した排除により、海の藻屑と化してしまった、機械の子供たち、夜通し流れるシンドロームをくすぐる、第三セクターからの洗脳音楽、紊乱な排外主義が横行して、レイシズムを加速させ、核家族化を破壊して、すべては、同等であり、同一などという、幻想から離れて、立場を利用し、モラルを縛り付けるメラトニンにより、眠れたり、眠れなかったりする間に、アイロニーは、加速して、すべてが、無様な、足枷に変わる頃、国際的な動きにより、大蛇たちが目を覚まして、一切を破壊するためだけに、唱えられる呪詛により、屠られてしまう現状や、豊かな故に、破壊されてしまうだけの元凶たる、企業たちを相手に、戦い続ける最後の戦士や、誤りばかりの神たちが促す立場や、約束を突き破る花や、事実の配下たる君が語る真実などは、所詮は、誰かを裁いたり、誰かより、優位に立つためだけの、正しさであるし、あらがうほどに、現れる間違いなどに、騙されてしまう前に、今にひるがえす意味が、君たちの未来を、食べてしまわないように、ただ、今を保ったり、今を守ったりすればするほどに、摩耗してしまうだけの世界を、嗜める気なんてないし、いつも同じ時間に鳴るサイレンにより、リセットされた脳内は、あたかも、自由があるものだと勘違いしたまま、誰かが、何かを、演じてばかりだし、惰性で結ばれるだけの毎日や、蓄積される可能性の星団、乱用されるだけの、思念や、ジレンマの宛先。
2023年12月28日
空想の波形
抑圧が生んだ怪物たちが暴れ回る帰り道、倫理観なんか、廃滅して、陰鬱な焦土が広がる、何も解決しない世界、プロレタリアたちが蹲る放課後、犠牲的な観念が引き継いだ、宗教的な摩耗により、欠落した性質や、精神に落ちる雷、鍵穴に詰められた、日々の垢や、寝ずに考えた信仰心のこと、簡単に崇める君たちの、鈍麻な関連性や、連帯感に潜む、確実な悪意や、閑散とした心の隙間を狙う悪魔たちの笑窪、分散される猜疑心やら、疑心暗鬼に陥り、何も信じられなくなった時にこそ、確かな神が、生まれぬなどと、強請る隙間から、現れた曙光やら、高尚さもなく、ただ、現れるものに噛み付く尺度やら、狂騒に平伏すムードやら讒言、絶え間なく広がるだけの、空疎な宇宙の中では、こうして、すれ違うだけでも、奇跡なのである、と嘯く確率からも解き放たれ、確かなのは、本当に何も無いし、現れた途端に、それは、数十億年前の光なのであるし、光の屈折なんかで、見えたり隠れたりするものも、本当は、そこには無くて、感じるころには、全ては、闇の中なんだと、感傷に浸る合間にも、全ては、リンクして、和解したり、改ざんされたり、残骸になったり、合わさるほどに、寂しさや、孤独が、今を遮るばかりであるし、確かなのは、ここでの孤独なのか、と彷徨い続ける彗星に乗り、願うよりも早く、届くために、ただひたすらに、捕まえられないように、逃げ惑う。
2023年12月27日
現実
虚像に絡まる、凶暴な心理を追いかける道理に反し、未熟な論争の果てに現れる原典を引き裂く猫の爪、怠惰な論拠に居座る老人の観念や、観念が加速して、生理的に受け付けないような汚さを孕んだ、あらゆる規則、正義とは、絶えず今を拘束し、悪を孕んでいくだけの行く末や、競争により、狭まる思いの拠り所としての君、超自然的な今を遡る余韻が、互換性を携え、争う隙間に現れた要因に、陰湿な奴らが絡んだりしている合間に、関わり合う思いの歯痒さや、幼稚な企みにより、硬化してしまう思いや、有する価値に偏りを示し、固執するだけの、過ちにより、昇華し続ける詩的な面影や、闇夜を漁る、家庭的なノイズや、普遍性に捩れた空間が至る快楽、段落に潜む悪意や、攪拌される倫理観、アルファベットの洪水や、情報の吐瀉物、リリカルな滑落から、ケロイド化した肌に注ぐ妖精の鱗粉、ガラクタの市場やらに潜む、権利なんかにより、かかずらうばかりであるし、あらゆる法により、がんじからめになっている一切に押し寄せる定理や、体裁を保つためだけに、嘘をつくだけの、組織的なものの、薄気味悪さや、わずらわしい現実から、逃れるために、絶えず加速していく意味合いに押し寄せる不可欠なものや、不確かな現在にせめぎ合う価値が、偶然や、偶像を駆逐する間に、用いられた権利なんかにより、枯渇していくだけの、絶え間ない日常。
2023年12月26日
大成
意識の枷を外して、電気的な夢を見て、ランダムな感覚が投函されるポストの前で、立ち尽くす彼女がかかげるシリアルナンバーや、痩せた感情が平伏す、罪や理由なんかに反し、遵守すべき法なんてものも、どこか、都合の良いものばかりである、と促すトナカイたちの私情を撹拌して、物語のダイナミズムや、退嬰的な予感に項垂れてる、君たちの労働の時間、惰性で引き延ばされた今朝や、形骸化した毎日に縫い付けられた思い出の墓場、磔にされた、最初の神に挨拶して、提言される皮肉に似た事実を葬り去り、最たる意味すらなくなり、ただ、度重なる意味のようなものに縛られて、真実すら見えなくなって、ただ、与えられたものを、与えられたままに、受け入れることだけが、幸福に至る近道などと、閉塞感で、千切れてしまった老人が、うそぶく間に、事実は、事実であろうとするが故に、途端に、自壊してしまうだけなのであり、正しさとは、自らを滅ぼすコードのようなものだね、と強請る隙間に、廃れてしまうだけに至らせるような間に、加算される事実は、時代的な穢れにより、鬱鬱とした闇を加工する工場で、自堕落な自らを、恨むことだけに専念してしまうような、闇に飲まれてしまう前に、ライン作業から逃げ出し、誤算だらけの毎日に、健気に対峙している君を応援する天使のような気分で、かさばる意味を、ハンマーで砕きながら、新たに出来た道を、君が先に進むべきであるし、老いた私は、置いてけぼりになっても、自らのペースで、ゆっくりとでも、たどり着いくのである。
2023年12月25日
等差
鬱蒼とした真理の森を抜け、カタルシスに至るために、木を焼き払う坊主たちを尻目に、酩酊する日々です、と途端に、加速していく情理の波形、消しゴムとノスタルジー、倫理観と破傷風、噴火していく山々を眺め、停泊する船に迫る風や、統率されるだけの、市民が謳う普遍性と傀儡政権、成否の間を蠢く真実を司る虫、寒空の下のファシズム、分針を折った先で、希望すらもなく、さまよう値の最中、錆びた感情を加工する真意の果て、閉塞的な価値観の中で、焼き付いた脳に落とされた中性子爆弾、バジュラを手に持ち、慟哭する煩悩と対峙し、怠惰な感性を巻き込んだ汚穢の街で、狂気を加速させ、足枷になるだけの、過ちの街で、利息ばかりを支払うのだ、と泣き叫ぶラクダやロバ、わだかまりばかりの場面で、真実を探す方が,難しいのであり、真意なんてものは、どこにもなく、誰もが,誰かを騙すことばかりを考え、干渉する憎しみに羽交締めにされ、食べたくも無いものを、無理矢理に食べさせられ、ぶくぶくと太ってから、屠殺されてしまうだけの毎日の中で、硬化してしまった心の末端、迷うこともなく、自らが正しいと思ったことだけを、反復し続ける先では、正しさなんて求める必要もないし、与えられた罪に苦しむこともない。
2023年12月24日
老獪
カスタムされた世論を、愛撫する時代的な猶予、固執することだけに専念する、意識を捻転させ、世代的な互換性や、諦めてばかりの日々、作られた朝に響く大合唱、うだうだと語りかける君たちの普遍性より、涅槃寂静に行きたいのだ、とトランス状態の私は、星座を食べて、焦熱する大地にめり込む精神に及ぼす苦しみを踏み躙り、憎しみを放出する最たる意味から、加速していく爽快感により、季節は、同じ位置で、同じ過ちを、枝分かれさせ、全ては、同じ形で、同じ味である、と赤子だった自分が、初めて世界を、包括的に理解した途端に、日常は、意識の外側ではね回り、データを破損させ、超巨大な映像装置の中で、あたかも、生きているかのように、見せつけられているマトリックスの世界のお腹で、大量に自分が再生産され続け、いらなくなれば、処分されるだけの毎日に、過去なんてない訳だ,と語りかける亀のキメラや、改ざんされるだけの、正しさや、力や、陰惨なモラルの彼方で、愛や真実などは、憎しみに取り込まれ、自らの劣等感のプロットに変貌する本の中での世界こそが、この、姑息な世界の真実などを、瞬く間に更新し続け、この、軽快な理想や理性の轍を、かき消すための苦悩が、能動的に自らを発火させ、その場で、燃やし尽くされるだけの苦しみに悶え、寂寥たる所以に絡まる孤独から逃げるためだけに、絶えず更新される毎日を翻し、誰かに操作されたり、自由に謗られるまにまに、即座に走り去り、誰にも、何にも、捕まえられないようにする。
2023年12月23日
偶像
アニミズムを食べたボイジャー1号が話す宇宙語、耽溺を繰り返す足指、倫理観を逆撫でする、論理的なカフェでの一抹の不安が繰り返す悪魔崇拝、さもしい記憶のハレーションや、不規則な呪詛を放つ海鳥たち、退廃的な災厄により、生贄として運ばれていく世界観が孕む、激情の後、背広の中で撹拌される猜疑心の愚かさや、些細なことで、悲しむ君の悟性の青さ、定期的な終末論に苦しむ、孤独な人が、自らに課せた罪や枷、解き明かすべき秘密や、季節的な悩ましさを折り込み、一つの書物に改ざんしていく、数多の試みや、復元される幼稚さの中で、紊乱な衝動を運んでくるトラックの群れ、無数のシンドロームが謳う不吉な感性、消毒済みの街や、砂漠化して行く思い出、承認欲求に震える少女たち、はびこる悪意を、電波や、ネットワークに乗せ、恬淡な我を、即座に、高尚なものに落とし込むための倒錯の痕跡や、瑣末な結末を、量子的なもので加工して、宇宙の理に反し、度重なる熱情の果てに、散りばめられたメタファーや、毎晩の苦しみの化合物、物質的な雨に濡れては、願い事が食い込む夜に、肥大化していく君の汚穢、ランダムな結晶や、強調される真理からの乖離、理解などは、程遠いものであるし、届いたところで、何の正しさもなく、ただ、ひたすらに追尾してくる、誘導ミサイルから逃げ惑う人々の新たな苦しみから解放するために、ただ、ひたむきに、君を愛するような予感。
2023年12月22日
奇跡
機関銃よりも、奇跡的な愛を解放し、崩壊するだけの世界の中で、保つべきものなど、ほとんどなくて、程なく、補填される過ちの中で、真実なんてものは、あやふやなものばかりであるし、あらゆるところで、偏りばかりを示すサインや言葉や、加算されるだけの、誰かの理想や理論や、束縛され、そこかしこに現れる過信や、閑散とした原理に住まう、君たちの思想などに、騙されたくもないし、ただ、くたばるだけだ、と促す、機械的なものたちが生み出した世界や社会などに、真実も正義もなく、あるのは、絶え間ない過ちであり、敬うばかりの思いが、いつしか、恨み辛みに変わる頃には、ことごとくは、互いを、徹底的に、破壊することだけに、重きを置き、趣すらもなく、ただ、すがるだけの、日々です、とうそぶく君たちの主観から、逃れるためだけに、ただひたすらに、悔恨などを謳うだけの、ペシミストたちが、すり寄る値や、曖昧な幸により、食い込む不安や、複雑な動機に絡まり、不吉な道理や、不潔な主観が持ち出す処刑、復元され続ける過ちにすがるだけの、ガールフレンドたちの不燃物や、複製され続ける過去に居座るだけの、誤りのコードを書き換え、どれが、真実がすら、曖昧になるだけの、過去なんてものに、すがるよりも、早く、この場から逃げ出し、惰性で引き摺り、補完されるための、罪などを謳うような連中が示唆するものなどを、信じるつもりもないから、そそくさと、消え去る。
2023年12月21日
予感
簡単な衝動性にあふれる連帯感、加速する思い出や面影を、置いてけぼりにして、シンボリックな日常に迫る諍いや、世界的な退屈に蹲る子供たち、堆積する理由の硬度や、高遠な今朝に蔓延る愛から、はみ出し,あらゆる権化のゆりかごに乗せられ、傲慢なものへと成長することに寄りかかる値や、あいまいな心情に拘束され、何かに固執する毎日に迫る寂寞や、制限ばかりを生み出し,即座に拘束されるだけの毎日だ、現れた罪を崇めるばかりの、畜群が云々と、モラルや、モノラルな毎日や、即席の自由やらに、還元されるものを、強迫的に追い続けるような、システマチックな番犬たちや、そこかしこに現れる憎しみの数々との和解や、猥雑な真理に基づく正しさなんかを予見する、堕落した感性などなどを、捕縛する権力的な何かしらに、虐げられ、人権なんてものが、罷り通らないような世界を刷新して、あらゆる悲劇は、悲劇なもののように語られ、あたかも、罪があるかのように示す意味から、閉め出された、四面楚歌な君や、暗号化された、意思に備わる、窮屈なな理屈に阻害されるだけの、毎日に訪れる物事との齟齬や、そこかしこに現れる償いの消費や、証拠もなく拘束され、正しさなどは、正しくするために、正しさを捏造し、どれが、真実かも分からずに、ただただ、現れたものを、信じ込むことでしか、正しさなどは、正しくもなく、ただ、正しいものを、正しいものだと、簡単には、受け入れないようにする。
2023年12月20日
帰結
商業的な橋をかけて、刹那に希望を携え、膨張する真理や、雲散霧消するだけの果てや、こじれてしまう後先や、愛されたいと願うばかりの人たち、弾ける意味の波形や、そつない意味の国、いびつな信念から裂けたものが、ポタポタと溜まる足先、あらがうほどに現れる幼稚な経過や、けしかけられた罪の獲物としての自己との齟齬、とてつもない理由の途端に、脆くも崩れ去る先々、対比ばかりの日常や、世界線をかき消すための、荘厳な欠乏に捩れる指、分裂していく猜疑心や、疑心暗鬼の群れ、報うなど、なんだの、と、せめぎ合う幼稚な措置、アイロニーに伝う永遠、同化していく日常の普遍性、不衛生な線路を渡り、日常のぼやけた輪郭のようなものを捉えるために、絶え間ない苦しみのような暇に、平伏すのにも、うんざりもしているし、あてがわれた罪を模倣するだけの、有形な事実にかさばる夢のような靄、痺れる大脳に、無秩序な汗、管理下に置かれた私たちの、裁かれるべき罪と、緻密な詩篇につかまるよじれた意図、からまった毛布や、見にまとった罪の模様、衣服にかかる理由と憤怒や、群像に飛びしていく行く。
2023年12月19日
完成
凄腕のハンターが住まう希望の城、膨張する真理を着込んだ宇宙の母、花束かかえたシンドロームがひるがえす明日の裏側に住まう紀元前の愛、派手好きな子の怒りの矛先、まるでラビリンス、及ばぬ力、汚れた体、儚さに散った意味も、チクタクなる更に、旅路は、バタバタ持論をまさぐり、教科書通りの壁や、カフェインの汗、因果律を乗せた河馬や、バカラのグラス、怠惰なタトゥーを彫り込んだ明日への恨み、散らばる世論、銀河団を超えた先ではテレパシー、全ての価値を転換させるための魔法、君だけの虜、倫理観を踏みにじる友達たちの、巨大な足、厳寒な理想をタントラに混ぜて、擬似的な愛と乖離する理解を濾過して、耽溺するセオリーや、痩せ細った家畜たちや、立場を利用し、意思を踏みにじるだけの結末を、ダストボックスに入れて、生命の汚穢を詰め込んだ、缶ジュースを飲み干して、透徹する主観から、溢れる詩篇や、咽び泣く主体性を閉じるホッチキスや、冷凍保存されている母、漂うクラゲが語る真理や、紊乱な衝動を重ねたメロディーを吐き出すスピーカーたる君や、奇跡的な愛に乖離する現在に平伏す世界との齟齬や、苛むだけの、疾しい記憶から加速する論理や、理性もなく加速していく憎しみや、暗号化された悲しみを解き明かすための、計算機を用いて、足し算や引き算の雨に濡れ、正しさを謳う、過ちばかりの正義に反し、自らの正しさを保つ。
2023年12月18日
指先
ゲームの中の理論と白夜、マスタードガスにより汚れた故郷、茫漠たる所以を漁る家庭的な憐憫、瓶詰めの衝動が踊る台所、とこしえをなぞる神の指先、ハレーションや対価により、見えにくくなってしまった世界の末端、いちばん優しかった君の希望と、凡庸な闇を並べたスクリーン上の自己に、筋弛緩剤を打ち込み、都合の良いように利用される前に、前のめりで、時間を超越していくキャピタリズムから逃れた真理と、矮星が垂れ流す汚穢、空腹を埋めるための怠惰な欠如、人間的なものの終わりと、複製されるだけのジレンマや、毎日に伝うアンサンブルや怨嗟、生贄として運ばれる羊のような気分で、分散される最後の荘厳な末路に酔いしれる先々で、あらがう君の本質がゆらぎ、この空間を埋め尽くす空白の中で探し出す邪な愛や、あいまいな記憶を盗み出す君の驕傲な態度、回転する記憶と、まさぐる偶像と刹那、叱責と数多の高揚感、運命論者をたずさえた帰路、浪費した観念と、破壊されていく事象、ささやかな喜び、愛は物質である、と、数億年生きている亀との対話を終え、支離滅裂な日常に孵化していった鳥たちが、国も持たずに、自由に飛び交い、あらゆる方法が朽ちた後でも、そこにあった愛は、永遠性を含んでは、同じサイクルを、同じように、続けていく。
2023年12月17日
叫声
書き込まれた衝動性により、動く水の音、壮観な今朝を包括する、釈迦如来の大きな手、和む隙間に絶え間なく発色すること太陽の怠惰な温もり、論理的な恒常性から、濾過された水を飲み込み、能動的に発信される時折の姑息な対比、妊娠している松の木や、くたびれた花に、新たな息吹を授ける時の森、老化していくことなんて、本当は、大したこともないのに、何か、大差があるように語りかける人々のレイシズムや、偶像に平伏すだけの、流儀に反し、なよなよとしな感情の仄かなざわめきを頼りに、輪唱される言葉と、すれ違いながら、長らくの差異や、数多ある猜疑心の回数や、高尚な幸、流動する恋や、果たすべき理由などなどが、いっせいにミキサーにいれられ、不自然な災いにより、私たちの喜びも売買され、はみ出す思いや、そこかしこに現れるジレンマや、高次な予感に平伏す有閑階級的なロジックや、奇跡との互換性、盛大な征服欲や、新たな抑止力、細胞にまで、氾濫する意識的な、裁断により、真っ二つになってしまった身体、犠牲的な正義により、私たちの正義とは、途端に汚されてしまい、見るも無惨な形になるだけではあるが、どこまでも、信じていたいという、幼気な心や、健気な祈りが敷衍し、普遍性や、比率や皮肉や、空疎な時間に乱用される定めや、最たる意味を踏み躙り、生理的な病みに反し、心を武器にして、もう折れないために、こうして、叫び続けるのである。
2023年12月16日
篩
消したい過去を消すための消しゴム、むず痒い青春の跡形や、精神の経路の後片付け、連絡は遮断して、便利な過去から引き出す理由も、即座に放棄して、あらゆる影が、語源を追い、新たな言語を作り上げるころ、バビロンは、未だに、意味がない罪を、罪として奉り、誰かを裁くために、今に執着して、せめぎ合う今も、単に攻め合うばかりで、より良いものも生み出しもしないで、創造性もなく、おざなりな自由で、忘れてしまう毎日の簡単さに、還元されるものに、磔にされる毎日です、と途端に、重圧が襲いかかり、進むべき今の、足取りを重くさせるための、罪なんてものに、引き摺られないようにして、支配される自分と、その支配から、乖離していく自分との差異に苦しむばかりで、何が正しいのかも分からずに、関わるほどに、和解できずに、現れる怒りにより、憎悪に変わる日々です、と争うほどに、途方に暮れる忌々しい欠如に、綻んだ現在、高遠な夢の中、潤んだ目、解析された理由や、制限ばかりの日常、同化するだけの、彼や、彼女たちが、兵器化して、様々な思惑を破壊する頃、高揚感に縁取られた権限や、厳正な審査の中で加速していく、思い出の保管場所、前衛的な過去を包括する理性をも超越して、厭世観に化合する道理や、文学的な起床を繰り返し、この、泡沫に示すものなどは、所詮は、煩わしいものばかりであるし、現れた苦しみに迫る憎しみにより、絶えず屈折していく論理を、超越し、延々と現れる憎しみを打ちのめす。
2023年12月15日
乱立
早く復元してくれよ、と語りかける脳内で循環する数多の神経信号、さえずる予感をビートに変え、変節の合間で汚れた感情を掻き鳴らす、十代の夜、むくんだ環境から、こぼれ落ちる動機が、グノーシス主義を掲げ、すべてをフォーマットするためだけに、強制された真理により、私たちは、ダメになったのだとか、と乖離した本質を、真実などに持ち上げるための労働の後、汗だくのシャツを、自堕落に洗う嫁たちの秋嵐、大聖堂から流れ出る血の川や、斡旋された官僚たちのコード、借金まみれの日常を、ドラスティックに解剖する医師、妨げられた壁を突き破る木々、季節的な過ちに締め付けられ、境内で踊る狐や、野良猫たちの声、遺伝子に固執する化け物たちの構図、ずさんな社会では、正しさを盾に、誰彼構わず恐怖政治により、抑圧され、捕まえられ、矯正施設に入れられる不安から逃げ惑い、密告により、捕らえられたレジスタンスたちや、大義名分を振り回しては、まやかしなものを、崇めるだけの君たちの私服を肥やすためだけに、絶えず犠牲は生まれるわけであり、あらがうほどに、食い込み値や対価なんてものに、依然として振り回されているから、正しさばっかりを追いかけ、自分こそは、正しいなどと、ふんぞりかえり、傲慢な奴らが支配する日常を翻すために、この世に生を受けた訳であるからして、あらゆる猜疑心にぶつかり、焦土と化した街を、呆然と眺める老婆の背中に、携え翼が,バタバタと鳴り、ヘラジカに乗り、天へと旅立つ衝動性が、善悪を破壊して、はびこる意味を、意識する前に、忌々しい日々を超越し続けるのである。
2023年12月14日
静寂
うるさい朝の雨、肥大化していく悲観的な環、繰り返しの証拠ばかりを繰り返す余白、愛されたいという思いばかりが先行して、新たな悲劇なんかを、次々に生み出していくだけの、定期的な苦しみを、繰り上げていくだけの、剣呑で、惰性な争いから、確約された憎しみが倍速になって、懐疑的な日常に配膳され、口に突っ込まれる毒素や、爆薬などにより、補足されていくバビロンの定理に基づく疎ましい日常が課せる愚かな罪や、確かな足枷や、曖昧な定義による、無神経な諍い、昏倒していく忌々しい自己との亀裂、際限ばかりの日々に迫る利己的な理由の大破、取り残されてしまった全くの君の歪な神経、構造的な分裂症の先では、確約された自由が、不気味にクラッキングし続ける過去の暗鬱とした自分にすら、憐憫を掛けるのです、と、拙い自己との対立を加え、絶えず争いを続ける間に、あらがい続ける先では、絶えず愛だけが氾濫し、すべてを愛だけに変換させるための、絶え間ないあらそいの数々や、約束も足跡も無くなった間に混ざり合うことごとくが加速し、全ては、確かなものに移り変わり、物事はうまくいく。
2023年12月13日
堪能
制限ばかりを生み出す汚穢な気配、粛清の雨が降るふるびた校舎、荘厳な交渉の後、即座に忌む感覚に襲われた君の暗い表情、エアコンの風、ふわふわした世界を淀ませる胞子に乗り、今にも屈折してしまうだけの、あらゆる悲劇の量子や、夕焼けに現れた、リズミカルな焦燥感、クラッシュした大衆の思いのようなものの構造、どんよりとした数多の事実や、応益ばかりを求める、巷の理想論、超出力で駆け巡る論理の王冠、卑劣な奴らの回線も混濁して、理論的なスープに浸す感情のようなものが溶け出し、あらゆる旨みに変化する頃、閉鎖的な面影の差異、果てしない欲望のサイン、インタラクティブな小説の中で、繰り広げられる安心感に溺れ、君が沈む思念の豊かさを敷衍させ、この、超大な世界の中で、悪趣味なジレンマに課せられたものに、騙されたりしないで、薄気味悪い家族的な組織の中では、本質的なものなどは、何も見えずに、何が真実かを見ようとすれば、有する確かさなどのどれもが、確かなものではなく、ただ、与えられたもので、満足するわけでもなく、何かを求めるわけでもなく、ただ、ひたすらに、過ぎ去るだけの日々の中で、何を残すや、何があるなどはないが、自分の内外で生み出される、ポジティブやネガティブなことすら、超越して、確かな自分に帰っていく。
2023年12月12日
放棄
捨てるものばかりだし、得るものばかりだし、溜まる一方だし、貯まらない一方だし、打算的な君のはつらつな市民権なんかのために、必要な誓約書には、サインもしたくないし、もしかしたら、だとか、もしもし、もう別れよう、だとか、あらゆる悲劇を繰り返しては、散漫な意識を季節に収納して、確かな愛の匂いに包括され、さらなる愛に昇華できるまでの軌跡や、ゆるされないからって、ゆるされたいなど、と、思うことは、何が違うし、蓄積される痛みの中で果たすべき義務もないし、果たすべき意味すらないのだし、無い無い言ったからって、あることにはならないし、あるからって、単にあるとして、認識するだけでは、ゆるせないし、蔑ろにしたって、確かな明日は、足枷のように、または、何も見せないようにするための、布ぶくろを顔にかぶせられて、進むトランクの中、回想するシーンは、散々なものばかりであるし、この物語の中では、誰もが正義であり、誰もが悪であるし、あらがうほどに、食い込む儀式的な杭から、あふれる血や、中性子星の中で攪拌させた、エネルギーを捕食する、星を喰らう星として、生きてきた私たちは、煩わしいだけの裁きの中で、名付けられた罪の中で演じる日々の中にある法なんてものに、騙されたりしながら、しなびた意識は、硬直し、その場から、身動きも取られなくなる。


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