人なんて越えるべきではないし、まやかしの自分と対峙し、短絡的な同化や同期で満足せずに、自らを切り離し、自由に泳ぎ、何も変わらないではなく、変わらなければいけないし、いけ好かない今でも、ちゃんと愛さなければならないし、悔しくて眠れぬ夜、孤独を抱き抱えては、展開してゆく意味や、体たらくな日常に、体裁になんて不必要であるし、いつも不機嫌で、栄養が不足していて、不規則で不吉な連中が示唆するものの、ことごとくを粉砕して、ただただ、分裂しては、逸脱してゆく私の構造的な腐敗物を取り除き、ロジカルな人々の屍が折り重なり、巨大な建造物に変わる頃、安易な孤独を振り翳し、孤独を商売にするような輩が擦り寄る曖昧な毎日に吐瀉する答えや、高尚さを騙り、自らを正当化するような緩慢な法や、恒常的な憎しみを放っては、蔓延る悪意を反響させ、今に固執するだけの、ネガティブな虚像を崇めているだけの、くだらない意思や意識の交換や、与えられたもので、満足させられているようでは、答えになんか近付けずに、ここでの、答えにより、麻痺してゆく精神や、豊かさを謳い、今に酩酊しては、様々な思惑の道具になり、偶像崇拝を続けては、可視化するものを信じ込んでは、世論に擦り寄り、普遍性を用いては、理解を深めるようなフリをしては、災いを降り注ぎ、希望や自由を煽っては、搾取する毎日ですと、尊ぶ意識や、安定しない電波や、パズルのピースを盗んだトリックスター、バビロンを襲う洪水や、ちんぷんかんぷんな答え、遠退く意識の波形や、死に至る病を読み耽る黒猫、ことごとくの壁を破壊するサイの角や、暴れるアフリカゾウの群れ、安い発泡酒により、狂った人生や、時代の襞に包まれては、確かさを強調する独善的な君、機械的な終わりに加速してゆく時間が重なる事により、ミルフィーユ状になる景色、たどたどしい結末に再利用される言葉の残り滓、可動式の春の始まり。
2025年03月06日


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