2025年04月02日

成功

居心地の悪い春を通過する君の横顔、衰亡するだけの世界の存続なんてものを、盾にしては、誰かを跪けさせるような企みから、足りない託児所や、あやふやな制限にのしかかる罪のようなもの、神経質そうな幾何学模様の猫、結局は、誰もが、他人任せであり、自らの手を汚さずに、誰かが、何かを、変えるか、何も変わらないだろうと、傍観している隙間に入り込む冷たい風や、痩せ細った面影を攪拌しては、様々な動機が錯乱しては、絶え間ない苦しみを吐き出す後先や、怠惰な連中が生み出す憎しみ、あらゆる仕組みを翻すためだけに、絶えず変化し続ける先々で、衝突なんかを繰り返しては、空疎な街並みや、かさばる思い出や、重複する愛に擦り寄り、陰惨な答えや、枯渇する燃料や、領土を奪い合うだけの争いや、あてがわれた罪を圧縮させ、価値観なんかをちくちく突きながら、拙い印象に蕩けてゆく永遠の陰影や、たそがれる毎日や、暗い部屋で塞ぎ込む君の印象、際限ない憎しみや、扇動されるだけの人々が備蓄する意味や、歪な空間に居座り、理性もなく彷徨く人々の群れ、報いやレクイエムや、空白の中や、クーデターや森羅万象、籠の中の鳥や、捕らわれた身だからこそ、見つける未来や、能動的に生きれば、生きるほどに、生かされているなどと勘違いしては、誰かに責任を押し付け、現れた自由を無駄にするのです、と促す彼女の虚空、贖う君の過程、狂気的な君の一生、ずっと一緒などと嘯きながら、うたた寝する日常、地上絵を彷徨う私は、トリックスターとして生き、はつらつと秩序や規律な風習を飛び越え、自由を履き違えながら、長らくの影響や継承、愛されたいと、願えば願うほどに、愛からは、かけ離れてゆくのに、未だに、愛されたいと強請るばかりで、愛が何かすらわからずに、わかったフリをしては、愛という幻想に囚われたままでいる。

posted by mmj at 00:00| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 獅子の思想。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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