2025年04月14日

昇華

延々と続く憎しみのようなものを模倣し、システムの中を奔走しては、スクラップ&ビルドだと、くたびれた連帯感の中で、時折に沈み込むリズミカルな理由の中で、複雑で幼稚な理由の中で重用される答えに騙され、閑散とした現在に降り注ぐ答えのようなものにより、へこんだボンネット、ランダムな食虫植物により、溶けた身体を、ぼんやりと眺めるカマキリ、盗用された原理が謳う運命により、捻じ曲がってしまった全くの答えを拵え、暗澹とした自らの正しさに帰宅した途端に、破壊される街並み、間違いすら場違いであると宣言する独裁者や、機械的な道理に固執するだけの、堕落した今に陥没してゆく忌々しい現実に虐げられ、この国なんてものに押さえ込まれるより、宇宙規模の発展のために、宇宙文明レベルを上げ、星から吸い取ったエネルギーにより恒久的な命や、痩せ細った観念に水を与え、あらがうほどに現れる罪の紋様や、従えた意味により、食い込む罪の形状、よく考えてみれば、この、罪というものは、今を抑圧するために存在し、あたかも、正しいもののように崇めているものこそ、姑息な罪を奉るために、君を利用し、正義を謳い、次々に犠牲を生み出すだけであるし、あてがわれた答えにより、磔にされた初めての人間は、今に罪を呼び起こし、バビロンを破壊したのだ、と独善的な者が吐き出す罪の過程、コレクションされるだけの現実にすれ違ってゆくほどに、いびつになってゆく結末の相関、退くだけの今に迫る罪に追い込まれては、硬化してゆくだけの過程、凡庸な価値をひけらかすほどに、ためらいを生み出し、互い違いになるだけの定めや、雨に濡れた涅槃に住まう私は、憧憬に浸るほどに増える過ち、家畜と化した私たちのゲノムを吸い込む仮想空間の神、ガジュマルの木にとまる極彩色の鳥、途端にふやけてゆく固定観念、打ち砕く今に迫る理由から飛び出し、やがてくる未来のために、今を愛で続ける。

posted by mmj at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 獅子の思想。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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