キャピタリズムの尾を踏み、飛び散る汗や、斡旋されるだけの血、分離不安に苦しむ利己的な君、原始的な宗教に舗装される論理、意気地なしだと詰られ、腐敗してゆくだけの観念にねじ伏せられる落伍者たち、フォーマットされた頭に詰め込む数多のギミック、浮遊してゆく観念を愛でては、犠牲になるだけの君たち、怠惰な暮らしの中で、過ちを犯し、食い込む理由により沈み込む道路、路上では、ロジカルな答えの末尾に備わるエゴを互換させる魔術師たち、不機嫌な君の素粒子を集め、君に似たようなものを、隣に置いて、あたかも、君がそばにいるような感覚に陥り、横暴な結末に注がれる言葉、群像に弾ける答えが、絶えず流出して、本質や真実を捻じ曲げては、ケミカルな夢を見て、奔走する理由や、汎神論などにより生えた翅を利用して、電子的な思い出、希望のソファーに座り、膨張する面影に退く意味を枷にして、世界を狭めるためのアンチテーゼになびく旗、広義に解釈するほどに、薄まる答え、虚勢ばかりが目立つ社会の中では、意味なんてものは、ほとんど意味をなさないという矛盾が生じて、消化しきれない感情やまやかしにより騙され、腐敗してゆくだけの日常に寄り添うような過程に騙されては、堆積し続けるシステムや、受動的に受け入れる様が、情けないと呟く人々が備蓄する苦悩に寄り添い、紀元前から積み上げて来た愛により、解放される私たちを、甲斐甲斐しく世話をする君の背中、殺伐とした一切に現れる心の中の爆心地、無くした答えを探し、彷徨う君の嗄声、圧縮されたエゴを詰め込んだ肉体が、破裂するまでの時間、まどろむ憂鬱を突き抜け、飛び去ってゆく優雅な瞬間。
2025年04月18日


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