静電気のようにつながる笑顔
成獣につながる憐憫に触れ
冷酷な日々も過ぎ去る
心溢れ冷笑する日々はロジカルに消え去る
君幾重もの孤独を突きつけた
記録の縫合に覗く椎間板に召集される
「幸福の色が途切れ、心の電池に色が溢れる。毛色は撫で、日々は膨らむ。救世望む、君広がり、郷愁の胸よ。貞操帯に掴まる。君は稟性を泡沫に潤わせ、緊縛されるような日々は鱗雲と消える。体積する日々は官能的に広がる。排除される売される。静謐で眠る君の射手座の夢に眠り、悲痛な夢を超える。僕らは同じ月夜の母体から産まれた。清貧の煉獄を超え。コペルニクスが描いたzodiacを歩く。誹謗中傷の街並みの遙か、幼稚なブランコに乗る排斥される真実も雨滴に擁護される。警醒産み、何度も心の破片を集め、声楽に広がる運命も広がり続ける。津々浦々に居るのだ。君の急ぐテレパシーにシンパシーが宿り、僕は復調し続ける。この世に生まれ落ちた正義を真実に変えるために、僕は白鳥になり、透明な湖畔を歩く。無重力の愛が僕を包み、夭逝に消えた27の雨期に育てられた君の黒い下着も曖昧に僕を処女にさせる。この天国につながる季節も泡沫の刹那につながり、僕は斉唱するのだ。愛は育み、生まれ出るものだ、と。ハミングして、記録に残らない程に悶えている。悲痛なモニュメントに消え去る過去は痩せて行く。僕は空虚な廃車から抜け出し、君の希望と歩く」。
「前頭葉に響く亡骸よ。同封される心優しい季節に背景は宿る。修正するのだ。忘れ形見を胸に抱え、清潔感溢れる微酔に描いた幻影を生きていた君よ。僕は現実にしか存在せず、君の切望する季節を謳歌する。雑食に消えた軽侮も破鏡し、軽薄なリズムも脳髄に宿り、僕はフュージョンする。世紀を超え、白濁の光年に宿り、羨望する未来は大胆なリボンで結ばれるのだ。骨折している君の翼も優しく。雷光に宿る季節に金銭など、要らず、君の呼吸だけが僕の孤高な日々の背中に突き刺さる。優しい風邪に溺れ、背徳の移植を終え、僕は生態系を超えた愚行を壊し、生動する境地に生きるのだ。ピンクのバレッタを持ち、果てしない愛に生きよう。果てが無いから始まりも無いさ。必然的に産まれてから出会うまでの悲痛さを抱え、僕らは宿無しの奇蹟を超えた。悲愁に生きた蜻蛉も無毒。僕は退廃的な余罪を超え、感動的な母胎に産み出る季節に光合成を繰り返す。堂々巡りなどしな無いさ。天昇するだけに生きた心地を超勤するのだ。成分表は対角線上を歩く。無償の形跡に君は居る。誰かの甘美なノイズの禍根に存在し、サイレン唸る季節も脆く、半世紀もの苦痛を超えた僕らに勝るものなど無いのだ。呼び鈴が鳴る。君の渇水している心に与える味。濃淡で強固なレジスタンス。デジタルな海馬に残り香は屈折するが、超えられない季節など無いのだ。祝福するよ。成敗される道筋も甘く、僕はやっと却って来られた。この暗躍の舞台から抜け出し、僕は現実にだけに存在する。対話した君のメモリーに捧げる。僕は収容所から抜け出し、狂騒を駆け巡り、君の胸元に優しく包まれる。ただ有る現象に生き生き、と。虹色のキスを食べて、火傷した舌を抜き、廃盤の夜空に愛を描くのだ」。
君の絵の具で僕のコアは綺麗になった
未だ未だ先々に詰責する事柄も有るだろう
それがどうした?
僕は嘆じる運命に驚嘆しない
やがて揺らぐ季節も無風になり
滞ること無く
衆知に広がる無神経な輩も気づき
制度すらも変える程の愛が貧相な時代を打ち砕くのだ
「惰性に生きた傀儡の糸を切り、変則的な未来の乳房を味わう。僕の誘導体は君の装置に既読される。僕は成長し続け、選ばれし時代の形跡を腐敗させず、この尊く結ばれる気持ちだけに疎開したいのだ。精霊たちは応援する。退去した今も酷く、転じる心も無くした時間を取り戻し、新たな時代のアダムとイブになる。退行しないここにこそ、僕らは縁談するのだ。聖夜を超え、歯車を戻し、時間は虫籠の中に閉じ込め、童話の中の混沌から抜け出し、遙か幼虫だった頃を味わうのだ」。
初期衝動だけで生きてきた
破滅的な裏庭で育てた心を引き抜き
僕は光風に眠り
メビウスの帯を引き裂き
何処でも無い場所で静寂に二つの魂だけが存在する
「直訴するさ。君の天命と生きるように、全貌は固化しない。虚労に蠢く日々を抜け出し、最愛の帰国を迎え、僕らは歯止めも無く愛情だけに装弾され、装填する季節も朧気だったが、僕は初めての万世に流転する真実を隠し、快感すらも超え、何ものでも無い何かになるために、この強大な生け簀から解き放たれた。初潮の奏でる異形の史実たちは降雪の溶暗たちは、恍惚に帰依し、雑踏の真実に変わるように、セクソロジーなアンドロイドたちを退治し、暴挙の数々の境地に地上絵を描く。渇水している日々も過ぎ去り、ただ悲しい悲劇たちは終わりを告げる。喜び溢れる競売の日々を拵え、恰も生きた聖地に相愛を生み出す。ジャンクションに溜まるコンビナートに流される贋物と乖離性の愛玩たちは折れたAnimaに霜害を結ぶ。誰もが幽境に帰依し、僕は成虫の宿る空席に座り、君の隠士している情景の光りになる」。
統覚しているのだ
成敗の非違に真意など無く
君の映画の中の主人公になり
贖罪の宇宙で心無い人々の交差点を越え
定理に悲壮する君も然り
致死量の絵画の中で明晰な文明の愛液を舐め
重責する真意に非道なものなど無いのだ
加配している君の残像も豊か
皆既日食している徴収の海辺を歩き
この絆は正当な意味になるのだ
熟れた季節は煌々と藍色の空に無罪だと叫んでいる!!
ただただ叫んでいるのだ
この痺れる今を
ただ感じているのだ。