プリミティブな論理を孕んだ母親たち、印象的な回路を弄っては、保つべきものを、祝福に塗れさせる神や、浸水してゆく過去を見守りながら、消えてしまった今を宥めては、初々しい思いを育て、定期的に襲いかかる絶望を処理し、働けば、働くほどに、失うものばかりが増えるのだと、語りかける君たちの憎しみにより、磔にされた人々や、収斂してゆく後先から逸脱し、真理に基づくものや、もたらされる罪のトリモチの罠にかかり、身動きが取られなくなってしまった君たちの余韻、隠逸し続けてきた私は、猥雑な世界や、社会を外側から傍観し、内部に広がる承認欲求やら、汚穢と化した価値観を、未だに崇めている老人たちが支配する権力なんかに、擦り寄りたくないし、定期的に現れる鬱鬱としたものを、晴らすためだけに、ここで、瞬間を閉じ込めずに、循環させては、今に昇華し、ここには、とどまらずに、途端に現れるものにより、抑圧されたり、押しつぶされたりしながら、干からびた意味に、水をやるような純粋さを携え、アンニュイとした終わりに絡まる蔦や蔓のように、生きたいのだと語りかける人々の藻屑や、凡庸としたものを、未だに信仰している人々が、偏執したり、返信が遅れたり、足りないものを、埋めようとすればするほどに、何も埋まらないことを、理解しようともせずに、ただひたすらに求めるほどに、もっともっとと、もがくだけに至るだけであるから、もう、そんな損得や善悪には、騙されずに、さっさと逃げ出す。
2025年02月12日
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