2025年03月18日

最愛

さよならと消え去った君を襲う五月雨、ハミングする日常が、偶数である事を喜んでいる奇数の女の子、不思議さを育てて、あらゆる偏見を超越して、厭世観に騙されずに、食い込む値や、空席ばかりが目立つ部屋や、痩せた感情や、偶然を捕食するフクロウ、銀河全体を覆い尽くすカラスによるカタストロフや、苛立ちばかりが目立つ日常の下腹部、分裂してゆく山羊の群れや、凍てつく身体を尻目に、消費し続けてゆく現在に覆い被さる愚かさと、度重なる軋轢、曖昧な足指や、変化してゆくあれこれ、因果を飛び越えた辺りから、可視化してゆく未来、初々しい今に縋り付くだけの色褪せた母の衣服、紊乱な輩が謳う主義主張や、仮想現実に住まう乖離した自分の保管場所、斡旋と愛されたいと強請るあまりに押し込まれた独房、ぼんやりとした日常の道理を掘り起こしてまで、自らの無知さを、世間様に見せつけたいのかと、拡散される答えが、エンターテイメント的に磔にされ、投げつけられる石や、突き刺さる槍の角度、敷衍してゆく関連性が、世界自体を崩壊へと誘うまでの距離や、剽窃する事でしか、自らを生かせないような輩が打ち出したファシズム的なものが加速し、加工された品位なんかに、騙されている間にも、あらゆる変化は訪れ、そこで生きようが、生きていまいが、徒に消費し続ける先々では、乖離した日常の平衡を保ち続けるなどと抜かしている合間にも、事実は、事実である事を、ひたすらに隠しながら、事実であるという表情を作りながら、ひたすらに、誰かを騙す事に専念する。

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posted by mmj at 00:00| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 獅子の思想。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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