
2026年01月09日
堅持
遠退く意識に立ちすくむ男、軍隊みたいなラブソングを流す昼下がり、銀行では、間違いと過ちばかりが加速しては、意思に枷が嵌められ、蔓延る悪意や、重複する罪、蝕む痛みやら、ふやけた日常、腐乱した月曜日、フラクタルな午後が、定理を突き抜け、現時点をビッグバンに仕向けて、高気圧の夢や、チフス菌の詰まった注射器の針先、解析される理由や、流動する価値、全焼した街や、飛躍した過ち、ありかえると選択肢ばっかりだったねとうたたねしたり、懐かしんだり、悴んだりしながら、自覚もなく、なけなしの金で、はしたなく世界を買ったからって、誰の文句もなく、ただ、ひたすらに現れた憎しみの数や、無くしたての髭、猛禽類の街や、残酷な襟首や、切り取られた運命、延命やら酷使やら、運命の母体や、葬られた後先、あらゆる圧力や軋轢の彼方、不確かな眉、理論上の彼女、空白の誤り、自爆した空白、迫害と幼稚な規則により、過敏症の君に密着した時計を切り落として、罪の意識を全部取り除くんだと、邂逅やら砕けたハーモニーがあふれる炭酸に満ちた今朝、剥製の鳥たちが出迎えるだけの、乖離した日常を編み込む憎悪により、膨らんだランダムな風船が飛び交う街路樹、凄艶な今朝を愛するために、ためらわずに君に飛び込む。

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