2023年08月10日

共闘

贖罪だらけの堕落した部屋、がんじがらめの子宮の中、制限ばかりの浴槽から伸びてくる手、成層圏を突き破る哲学のレーザー光線、ラクシュミーが踊る幻想的な風景、観測史上最大の愛が降り注ぐ曖昧な私情に現れた楽園、炎天下から生まれた希望や、即座に現れる欲望から乖離していく理解やら、怨嗟やらが紡ぐ戒律やら、改ざんされていくだけの値や、枢要なものすらなくなり、度重なるエゴの道具として、迎合されるものだけを崇める君の、偶像を漁るだけの過程や、風で揺らぐトキメキやらが敷衍して、厭世観を突き破って、短絡的なニヒリズムに騙されずに、ニヒリズムの本質には、絶対的な無やら、うやむやにされた夢やら、産まれたからには、生きるべきだ、と、語る論争や、約束を果たさない政治家たちが用いる、制限を持たぬ欲なんかで、世界は、どんどんと淀んで、混沌としているし、降り止まない雨により、根なんて腐りっぱなしだし、打算的な奴らが示す差異や、諍いや災厄、約束やらが屈折して、疑念を孕む君の制御不能な意思から継続される苦しみの波形、経過していくセオリーやらにより、屈折した人々の墓地、数多の粛清の後と、混同している君との駆け引きと、争うほどに現れる憎しみの複製、生成されたニセモノの真実やらが、あたかも正解のように促す答えが縋る答えこそが、君を拘束し、身動きを取られなくする。

posted by mmj at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月14日

歌声

バイバイおやすみまたね、世界はぐったりしてて、もうちらほら終わりをつぶやくピエロたちが、理不尽に罪をおしつけ暴走する心理を駆逐する魚の大群、ぼくらの罪はだれかの罪だ、と履き違えた意味を紡ぐだけの思春期の愚弄を続ける豊かさは、いつも孤立してばかりだし、価値を押し付けては、自らのみすぼらしさを嘆くばかりで、なにも正しくもないものを崇めてるばかりでは、なんの正しさをも見つけられずに迎撃されて、破壊し尽くされるだけの腐る出来事に荘厳な歌声なびき、ニセモノの奇跡のニキビをつぶす。草原では命の交わりに混ざり込む風景が利己的に展開され、手懐けられた意識が軽快さを失い、物事に統合され、差を感じるだけの定めや、安易に消費されるための考えにより、還元される幼稚な仕組みや、躍動できずに、その場で適応するためだけに、怠惰に備わる理由を相続するために仕掛けられたものにより、抑圧されるだけの私たちの星の理に帰属する運命などがモノラルな音を立てて、退廃的な呪詛により、母体の中で硬直し続けていくだけの悲観的な観点を敷衍させ、生きるという演奏により、聡明になる日々が塗り替えていく今に不満すらない、と宣言させられるほどに、生きることにより強制されたものにより、宦官として生きるようなシステムの中で配膳される依存性がある餌たる情報に常備してあるルサンチマンをくすぐるための仕組みにより、憎しみは増幅し、幸福を利用し、観念を奪うための結末に寄りかかる思念が、レジスタンスに変わり、革命的な波により、自らをひるがえすあたりから、あいまいな差は無くなり、相似するほどに同族嫌悪に陥るだけの不倶戴天の者を絶えず生み出す劣等感や、生きるために必要な憎悪により、自然な対応をする脳内の純粋な敵意により、互いを駆逐し続けるような戦争を行い、生き残るために拘泥し、最後のひとりになるまで、この争いは、醜さなども感じずに、ただ自然のままに軋轢を生み出す。守るものもなくなり、ただくたびれるために日々を引き摺る意味すら損ない、そこでないがしろにした行いにより、主体性は体制側に偏り、自らを従わせるために、自らに従う。あらゆる変化を恐れるのは自然ではあるし、自己防衛的に排除したがるのも、自らを守るための自然の行いならば、その自然さを不自然なものと思い、絶えず新しいものを受け入れる。


309B871D-ACAE-41F7-B5E2-F5D484486288.jpeg
posted by mmj at 00:00| 東京 ☔| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月25日

超新星爆発

もうなにもしたくないからロックンロールだけして、首を長くして待っているなんてクソみたいだからって、未来を嫌いになる君がクリミナルなものに手を出して、誰かを騙して稼いでるのもロックンロールの勝手だし、出し抜いたり追い越したりして忙しいばかりだから、ただ過ぎ去る日々に置いていかれるだけのイカれたヤッピーみたいに生きることなんてできるわけもないし、仕事なんて続くわけもないし、分け隔てるばかりの物語の中で私小説的に生きるなんてニヒリズム満載の乙女チックな妄想に取り憑かれた革命家気取りに生きるよりも、こう猛烈な哲学の病により、四十度近い熱を出してまで、存在にまどわされずに、損得なんかに監禁され、還元される方法をもとめる資本主義的な魔女みたいな女たちが支配する夜の街は、緻密な計算によりできた宇宙の完璧な規律のような靄がかかっていて、微熱まじりの性病に濾過された彼女の仕事が経過していく間での結婚を終えた猫は下戸だから、アルコールに鎮座せずに、デタラメなコードによる作曲を続けているから、私は詩をプレゼントして、リアリティなんかはすぐさま終わり、過去になればみんな離れ離れになって、バラバラになった身体や思いをつなぎあわせて、つぎはぎだらけのディストーションをかけて、大音量でかき鳴らすコベインの演奏がぬくもりを与え、このパラダイムシフトを出迎える容易な転機により、機械的に生き、強制的な支配により、集まりは政治的に中止を余儀なくされ、些細な痛みにより僕らは死んだんだ、と叫ぶ夏のセミたちの歌声や、サンオイルみたいな香りがする香水の匂いが刺激的だから、劇的進化をとげた私は、自らの翼により不自然に飛ぶ角度が、どの計算式にも当てはまらずに、法則的なものからも放たれ、説明することもできないような飛び方で、あらゆる概念を崩壊させる。夜更けに混ざるリチウムの汗、洗濯物の残り香が冷めた朝を乾かすまでの長い距離、君は理不尽にふるわせる身体で惑星を発見し、刹那に接続される時間とのまじわりに現れる終わりを交換するための儀式に急ぎ足で向かう六日目の奇跡、形容されるものとのサヨナラを告げ、截然とした感覚に鈍い愛が木霊して、紛い物の奇跡を激しく乱打し、介錯された首の音、アトラクションのギミックみたいな彼女の呼吸と、服の膨らみからは、性的なニュアンスが漏れ、この世界とは出来たの、か。
posted by mmj at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月22日

迎合される罪の群れ

一貫性なんていらへんから、完成されんまんまに背くのが常々、あちこち構築される模様なんかが、今を縁取り、良い気になっとるから、あほんだら言うて怒鳴りつける。


8F8AFEF0-C704-42C0-9813-A8EB60479081.jpeg
posted by mmj at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月16日

凄艶

やることが多すぎて退屈な君。とっかえひっかえに迫る情報に意思を搾取され、ますます孤立し、どこにいてもなにをしていても孤独なままで、なにをするにしても、他人の目ばかりが気になり、なにかを借りてばかりで勘違いし、簡単に消費されて、怠惰なままに受け取るものは苦しみを増加させ、歩きにくくさせる。人類も瀬戸際、最後の最後につながる意識が剥離する間隔に陥る闇。


D86F1442-B2F6-440D-9AE6-1DD3EFB01C40.jpeg
posted by mmj at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月15日

感動的な対話

接続される運命が延々とつながり続け、つたない動機を超越し、散漫な意識が捉える仕組みを打ち砕く。


E61AF01D-99B1-4F70-B9F3-AFAFE912DCFE.jpeg
posted by mmj at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月11日

悲愁

世界的な欠如を埋めるような愛に結実する。結末とは、主観と永遠を拘束し、時間の外へと旅立つ意識は形式的なものから即座に放たれ、あらがう先々で散布される言葉によりカタルシスに至るか、カタストロフに至るのかと、加算される災難の先でモラルも消え去り、関する間に快諾されるものに寄りかかる人々の意思に固執するだけの君。


DC4A513B-1A8C-42DA-AAFA-043545F248DD.jpeg
posted by mmj at 00:00| 東京 🌁| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月09日

メロウ

数学的な君と神が打ち出す高揚感にエフェクトが与えられ、たゆたう閃きを羽ばたかせ、はびこる悪意に屈従せずに、理想的に結ばれる後先に引き伸ばされるものに覆われて、悲しむよりも、より良いものを見つけ出す。


9652B9CB-69FA-4D89-9447-2FF6DDD2034A.jpeg
posted by mmj at 00:00| 東京 ☔| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月06日

恋人たち

グッバイワールド。ちょっと汗でしょっぱい街並み。愚弄するスネーク。安心安全も崩壊したよソーリー。輪廻転生なんかしないよ。空はステキな涙目。鈍感な君の電気的な恋路。歩くほどにカネばかりをむさぼるロンリー。傷口に塩以上の痛み。晴れ渡るスカイ。視界は断続的に分裂して、個人を破壊するためのキャッシングの音。誰ともフィーリングなんか合うわけないし、うとましいだけの春の嗚咽や、勇ましい夏のあつくるしさにも嫌気がさすし、秋なんて中途半端なだけだし、冬なんてなにも定めるものもないし、誰といたって心は中途半端なままだ。君と穴という穴に埋め込まれた傷の匂い。噴火するほどの恋と「ごめんね」という言葉の間にあふれる空腹感により、満たされない愛とは運命から孤立するからね、と君の痩せた身体から吐き出される息が白亜紀以降を生み出して、前衛的な真理に基づく永劫にまとわりついて僕ら離れ離れになる。平行宇宙から飛び出して、トランス脂肪酸の海で眠る。ぶかぶかのブーツを履いて、ラムネみたいなクスリを飲んで、森羅万象を噛み砕くような音がサイレンのように響いて、いびつな関連性に連動していく嫌いという言葉が多種多様に氾濫して、乱反射する未来が繁栄していく現時点から取り残されずに今から逸脱して暴力的な咎めから逃れる。お揃いの悪魔を育てて、延々と引き伸ばされる空間からはち切れるためにためらわずに超越する。吹雪の中で諦観に至るまでの軌跡を数えるような秒針の音。祭壇に祀られた人形みたいな日々、あるいは変化を恐れるがあまりに、人形みたいに生きる君。あらゆる密度に接近する宇宙の端で蘇生される意味を問う合間に永劫回帰して、また一から同じように同じことを永遠回くりかえすあたりから、あらゆることは強固なものになり、真理をゆるがないものに変えるのです、とディストピアの神たる情報に操作される我々は依然として神の子であるのですね、と彼女は組織の中でしか養われないから、未だに神として金を崇拝するのかと、加算されるだけの日々は翅をもがれた人々がうずくまり、そのうずくまる人々が山のようになり、その上を歩くようなものであり、振り向くこともなく僕は歩く人を尻目に自らの翅を広げ、自由すらも捨て去り、飛び回る。君といる意味なんてないの、と語ることによる距離との同期を終え、ことごとくの顛末が遠のくまでのうたかたにそぐうものなどなく、ただ嘆くだけの君の雑音をかき消すために、この命とは引き伸ばされているらしい。
0B048C8F-924B-4275-ACF1-8F131981BA12.jpeg
posted by mmj at 04:07| 東京 ☀| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

輝く

自ら盗んだものだ。香る須要な陰、憎しみを踏んづけた足音、たなびく悠遠に、ひろがる青が、刹那を齧る。


9D87CA0A-3335-4CD0-B228-99A09B7A3831.jpeg
posted by mmj at 00:00| 東京 🌁| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月04日

油断

あんたの正義なんてものは陳腐さと、諭す間からこぼれる笑み。


F8F3A801-7CBE-42B9-96AC-D01B8BF9A80E.jpeg
posted by mmj at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月01日

無垢

深い夢に漂う神のようなもの。あるいは、神に似たようなものに成り代わったのが、私たちなのかと、無くしていくだけの日々に保たれるものがもたらすものよりも、より良いものを見つくろう。


088C0BB0-DEF1-4329-AD34-C2EABDF0C1B1.jpeg
posted by mmj at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月28日

たゆたう

急な寒さも懐かしく、どっちつかずのまま、どこにも帰らず、ままならぬままま、もみくちゃになる。


E20BD1D2-184A-4B49-8A73-D3707EA79741.jpeg
posted by mmj at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月25日

凡庸な星

光芒にまじわる意識、お前らはまた言うだろう、気だるい正義を振りがさし、すべてを裏切り、退屈で窮屈な日々に乖離し、立体化する現実との同一化をめざし、道理なんかを用いて、今を残酷に引き裂いて。


AE2803E0-E621-4DA1-BB64-7D03C6850A9E.jpeg
posted by mmj at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月23日

モノクロ

君の喉仏を食べた。長閑で精悍な余韻には、濁した生と死が氾濫し、退屈な者たちの、気ままな狩りにより、無駄であるとか、有意義であるとかと、うるさく司る主義や規律の間であたふたする。


2B79EFFB-F81E-4B49-946E-AED98691F85F.jpeg
posted by mmj at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月22日

食い込む先

会えない日々に寄りかかる君。永久は白く濁り、吸血された日々を仰ぐ。


422823DF-0B76-4357-BAA5-AE94A122C4CC.jpeg
posted by mmj at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月18日

収斂

求めるほどに暴力的な羽をのばし、ばたつく思いをトーストに乗せ、ディストーションであふれた、ふれあう世界の臓物、あらゆる普遍性こそ、いちばんの不潔であるし、前衛的な汚物で出来上がった世界を批判する。


04797550-E4FC-4888-A5B4-194F726FA130.jpeg
posted by mmj at 00:00| 東京 🌁| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月17日

鼻腔

磔にされた気分はどんなだ?

田舎にたむろする

悪魔たちの箴言

退屈で体系化された

闇夜にせまるグリスが

ぬるぬるしてるから

冷めた弁当を食べて

休む暇なく

世界を救うのだ。


5E5A4A70-9BED-40EB-BAF0-85E8199FFDD9.jpeg
posted by mmj at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月16日

雨乞いする鳥たち

書くこととは、今を目一杯に吸い込み、吐き出すこと。言葉をクレヨンで描く幼子のカタルシスが、月夜を切り裂いて、今とキスをする。揺籃で敷衍する神経質そうな皺。美声をなびかせるタバコを吸う鳥たち。未熟な壮年をゆたかにするために買うことなんかやめて、飼われるなんてこりごりだから、通り雨に濡れ、彼女たちが支配する街を超えて、能動的に音と踊る。飴細工のような繁華街。ドラマチックな悠遠にはびこる物語は、バビロンによって作られた物であり、そこかしこで売買された快楽の虜になり、似合わぬ意思を着込んで、生意気そうに歩いていた少年たちの休息。
posted by mmj at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

重複

自らで自らを圧迫すると、コンテンツは衰退する。自らに抑圧を与える限り、加速していく欲求は、やがて自らを枯渇させ、求める欲に追いつけず、自らの欲により破綻する。


F892E651-C140-4C6B-8619-2519A6AEAEC4.jpeg
posted by mmj at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
ブログランキング・にほんブログ村へ
哲学・思想 ブログランキングへ
詩・ポエム ブログランキングへ
@kozooo7をフォロー