2012年06月05日

美醜のチアノーゼを抱える一瞬にこそ君の真実は生まれ続ける。

躍動する神秘的な愚弄を本質に隠し終戦の不死鳥に乗りながら歴代の娼婦や大統領を掃蕩しながら
永い残生を歩く強烈な愛に引き裂かれながら誰かの悲酸な悲恋の劇場に住まいを移す
救世主を求めながら永い戦争のカノンを聴き言葉も関係無い場所でドメスティックな感情に痺れ
惨状の悲憤を嗅ぎ取りながら神聖な日々を曖昧に歩く
適度の情念を抱えながら冷たいラメに彩られ斡旋される日々の鱗雲を引き裂き
果樹園に住むジャバウォックに最後の事柄を始末してもらうような日々の原子を交錯させ
近状に犇めく惰性な真実の生け簀に住む不妊症の人魚に感傷的な暦を授かった
扉は開き恍惚感を与えるような演奏家たちは心情を枯渇させ無人の廃液に溜まる晩餐会に参加し
置き去りにした事柄を怠惰な感情に聡明な事実をクラックさせながら
性病の街並みは陰惨な事実を泡沫に隠し誹謗中傷の豪雨に濡れ
政府の窓際族を壊しながら変声期の孤独な事実たちを化粧台に乗せ
平凡な菩薩の掌で遊ぶ苦境に偏執狂たちは甘美なノイズを嗅ぎ取り
路上に溜まる絵空事の人間劇場に絞殺されながら澆季な時代のエッセンスを失いながら
自分の涙を飲み干す泥酔者たちは失格の余罪に空虚な事実を隠しルサンチマンかニヒリストに陥るようだが
俺は感染症の単細胞であり複製される真実の人証をかき消しながら
淘汰される時間にシンプルな征服を嘔吐しながら毒性の真実に陰湿な事柄の嘆願書を黒く塗り
雑多な心情に飛び火する裏切りも遙か止めどない暴利の焼夷弾が降り注ぐ紛争地帯で
嘆きの壁を打ち砕く鉄槌になり宗教が統一された十一次元の今朝を愛撫し
扁桃腺に溜まる運命論者たちの禍根に複製されない顕示欲を隠し
雑草が悶える深夜に狂気的な再起を置く

「ケミカルのバカンスに出かけた虚偽たちは、反証に蠢く初期衝動の恋歌に靡く人生の虚飾を食べ尽くし、Painと離人症的な翅を広げ、空間的な痙攣を繰り返し、エタノールの深夜にルノアールの花を咲かせ、類人猿が啼く、不文律に消え去る、cubismや、Dadaismや、surrealismや、ビートニクや、叙情詩の彼方で、Rimbaudと、Baudelaireの魂を食べ、ルドンの描く死神に彩られた俺は、ゴッホの切った耳から流れる油絵の具を、心に塗りたくる。まるで土星に化粧を塗るような宇宙の波形に真実を隠しながら、一角獣に乗る少年期の毒性の近日に溜まるエロティシズムを歌うバタイユの世紀を膣に隠し、美醜に消え去る多幸感を与える無理心中した日々に届ける。動静だけが粉々になった感情に響き渡り、綱渡りのような日々にschizophreniaな感情を授け、恰も無名の色素を泳ぐ。胸椎に溜まるダリの誇大妄想に、無関心な美術論を隠し、整合され、統制されない感情を描いている。高熱を遮るドストエフスキーとトルストイの不幸論と幸福論を食べながら、もたらす心情とは永久に繋がらない裂傷なのだ、と。ニーチェのオィディプスを掲げ、平行線を仰ぐような亀裂から生まれるブルトンの鈍麻な事実に復円しながら、ギンズバーグの清逸な木々に停まるカラスに乗るカフカの変身の中の形姿を睨む俺はマルクスの描いた銀行で、畜生と叫ぶのだ。誰かの辛酸な遺産に隠れながら、達観するアレントの革命論を読み、弾ける邪心に左右も要らないから、中庸を保つアリストテレスの涅槃に自分を隠し、画す思いに非道な連中の恋人の薬指を売りながら、体たらくな墜落論を語るのだ。未収の外交を嗚咽の空に隠し、三秒で変わる世界を描き、初潮の降る夜中の腹心を支えながら、内面に響く最下層の想い出に、アルカホリックの遺影に隠す、アンネの日記や、迫害を受ける肌の色論者たちに、憔悴を与えながら、祥瑞はびこる毎日を出来合いの真実に焼却しながら、ロボトミーな人生になったからって、この楽園には一筋の光りしかささない。」

デストロイと叫ぶパンクスたちはピンヒールの中で神罰を与え
狂気を隠す日々の分離帯にぶつかるムンクの神経症を隠しながら
非道なフロイトの分析室で恐悦を隠す日々を探し続けている
バーバリアンたちが止める安全ピンに驚異は無いから
風邪を撒き散らすように同意書を集める孤児たちに花弁を渡し
強烈に痺れる右脳に題意を与え命題に生きるように主観とはナーバスな花嫁が喰らう
悪意そのものだねとMona Lisaが笑うから俺は折れた祝意を着飾りながら
聡明な事実に隠す真実の裏庭を散歩し
賛否両論の小説の中で高熱を抱えながら
逃亡するだけの時間に授ける数多の事実の境界線を詰る思いに追い詰められるからこそ
この苦境とは味わい深い高騰を繰り返し
止めどない脳裏に宿る行為を繰り返し止まらない感情を生み出すのだと
脳天に響く事柄も過ぎ去れば不可欠
淘汰すべき混濁の思潮を浴び
哀感に卑劣な黄濁の理性を隠しながら
長らくの断末魔に隠れる優性の事実にも俯瞰的な内情を思想化させる

「通る道に隔てる意識は高慢な事実にうやむやにされ、高邁に宿った史実を燃やす。毎日が見納めの真実なのだから、俺は黒幕の眼帯を外し、ウォーホールの缶詰の中で、張り裂ける四季を浴びる。汗だくの後逸な事実にこそ、拵えたような時間が存在し、無を超えるだけの理想がはびこる。盛大な時間に損傷される日々も、路頭で迷い続ける野良犬の頭に咲く、非売品のように、クレーの描く実景にこそ、神授される事柄の悟性も生まれる。甘美な指先から放たれる一瞬の藝術は、迂回し、広がるだけの宇宙を膠着させ、その場に止まるような永遠を授ける。爛れた意味合いから零れる本棚に住む妖精と結婚して、寂れたラビリンスを歩きながら、理性的に溺れるだけの時間を骨折させる。無口なようで、しゃべり尽くす脳内タンパクに、もう無い恋に冷めた現状を溢し、激情の羽音をぶつけるような感情を、一つの絵として、ここに描いている。君の脳裏に咲く瞬間を信心するような主観を、ここに描き、暴威に震える淫靡な時間を消し去るような、童話とメルヘンと偏頭痛を混ぜたヘルメットをかぶせながら、失せるだけの時間を止めるだけの六芒星の中で、俺は実体の無い愛を織り交ぜた時間をここに固着させる。無感動に犇めく人類の刑期を悟りながら、愛惜に踏みにじられた時間を昇華させるために、君の居心地の良い政策を奏で、批判的な事柄に囀るだけの時間に、もう無い現実をさ迷うのは止めにして、闇夜に咲く文飾に奏でる今にこそ、意味が有るものだね、と。有する真実とは、殆ど嘘だし、贋物の時間に縫い付ける本質も、強度を無くすから、硬質に生きる為の、哲学と思想を砕いた瞬間に奏でる瞬間こそが、総てを超える理論になるものだ。」

要するに創り上げた瞬間に主観を置くと総ては煌びやかな装飾になり
外装を超えた内面のエフェクターを踏むと君の実景は華やかな口実になり
羨望する個体を超え数体な事実と入り混ざり
何者でも無い何事も無い集積を積み上げながら
誰もが思い描かない書物か症候群か絵に変わるって言う事実に聳える今こそが
君の描いた真実であり孤独であろうが蝕む裏切りに冷めた現実が君の心を鷲掴みにしようが
視点を変えれば全容とは綺麗に輝く一瞬の藝術に変わる。
posted by mmj at 06:00| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 藝術を超える讃美歌。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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