発光する街、怯懦を抱えた君のリュックの中から溢れる不安や憎悪、いつまでも、金のためだけに動き回るのは辞めて、この、病んだ世界をなだらかにして、仮説で埋め尽くされた暗黒物質の海を進み、貧相な価値を翻して、奔走する夜に増える傷口や、暗澹とした余韻に犇く動機が、ヒステリックに叫び、さんざめく思いが、惨憺たる現状を飛び越え、目に入る情報なんて、簡単に信用しないようにして、君の過ちや誤りを煽るだけの、ネットワークから離れ、孤立すればするほどに、挿げ替えられる理由や、そこで耽溺したり、観点を損なったり、無くしたものや、長らくに絡まる永遠の跡や、無垢であればあるほどに、すぐさま荒み、未熟なままに受け入れたものにより、歪めば、歪むほどに、強固になる意思は、誰彼構わずに踏み躙り、憎しみばかりを加速させ、加算させる道理が、やがて、本当の答えすら書き換え、自らの都合の良いように改ざんされた答えにより、拗れてゆく後先や、些細な事で粉砕されたり、紛失したりして、君が老いるのを認めるために、手枷足枷を嵌められ、確かさを受け入れるために、領土を奪い合い、互いを憎むためのプロパガンダにより、加速してゆく憎悪を味方に付けて、自らを、独裁者に変身し、自らすら征服できていないのに、誰かや何かを統治する事なんて出来ないのに、自らの未熟さを隠すように粛清や修正を繰り返し、改変されてゆく歴史に磔にされては、手懐けられてゆくだけの、打算的な君の帝国には、定めすらなく、ただただ、現れるものを、そのままに鵜呑みにしては、まだまだ足りないと、飲み込み続けては、破裂した腹を眺める虚な目や、災厄を撒き散らす口や、聞く耳を持たない耳などが齎すエゴに群がるハゲワシやハイエナたち、立場を利用し、君の純潔を奪う悪魔のえくぼや、言葉尻に縋るだけの民が選んだ王が、今を苦しめているのに、未だに諦めているだけで、何かを変える気概すらないから、気配をかき消し、寂しい裏通りで、発狂し続ける。
2025年03月29日
2025年03月28日
胎内
立体的な過去を排斥するリビドー、アンテナにとまるカラスと肉薄しては、耽溺や諍いの波形や、紛失してゆくだけの流動性、征服欲が縁取る季節の乱用、破傷風のコンピュータ、不規則な争い、不機嫌な猫の座標、翻した裏側で花咲く抒情的な末路、あらゆるシンフォニーの無駄遣い、孕んだ赤毛の子供、自堕落な遊歩道、形而上学的な悪夢、角膜に入り込んだ君の夢、混濁した村での儀式、寒空の下での主体性、牧歌的なシンガロングから、降り注ぐ雨、獰猛な雷の音、無限に飛躍する三次元構造の中に組み込まれ、折り畳まれた、高次からの情報を、さらにさらに押し広げ、計算式すら届かなくなった先で、更に細分化し、分離したり、乖離したり、理解を濾過し、超越的に問題から飛躍し、貧相な価値を破砕し、更なる苦しみを帯びた結末への結合により、瞬間は、永遠を包括し、陰影を踏み躙るだけの、惰性な展開により、回転してゆく座標や、氷解してゆく行き先、インモラルな答えを乱立させ、膨らんだり、錯乱したりする合間にも、問答を繰り返し、悲劇的な今を改善するために、過去から送り込まれた自らとの対峙を続け、繰り返される今が、不文律を携え、演繹やら独裁やら、観点をねじ伏せるために、戦車まで出し、陰鬱な焦土を眺める少年や、ねつ造される日々や、悠遠に潜むアイロニーや、暗澹とした此処、社会性などを用いては、今を否定したいだけの奴らや、出自やらを探る恋人や、神々しい景色や、再現される意味や、忌々しい現実や、ゲノムや画数、数学的な経緯から、頸動脈を締め付ける蛇や、等価や幻想の波形、うろつく秘密警察や、平静を装う君の内面的な欺瞞や、不正ばかりを行う政権に居座る悪魔どもや、ドレスアップされた感情の標高、あらゆる冒険の起伏、複製されるだけの現実を、オーディンが持つ、グングニルの槍で突き刺し、突き刺した穴が、ワームホールになり、違う宇宙に移動して、生命の旋律の中で、クリオネみたいに泳ぐ。
2025年03月27日
完全
サイバー攻撃により、毎日が日曜日に変わって、積乱雲を食べるカバの群れが懐かしむ夏の日、ロストジェネレーションが云々と、自分が駄目なのは、社会や誰かの責任であると、うなだれている君が抑圧され、屈折してしまうまでの距離や、理解をも超越する愛により、またまた屈折してしまうんだから、救いようもないよねと、不具合を抱えた猫や、カタルシスに至るために、文明の力に縋り付いたり、つたない大人の影響を受け継いだ、システマチックな子供たち、公園では、放射線により、溶けた感情が、ドラマチックだねと、語り合う高校生のカップルや、意思を漁る猿の王や、不確かなものを信仰する事により、不安を滅する君の仮説や、懐疑的な戦乱の渦に巻き込まれ、手懐けられた意思が、互いをグルーミングしている間に、卑劣な支配が進み、今に踏み台にされ、些細な出来事を粉末にしたり、何でもデジタル化が進むのだのと、嘆く老人たちの近くには、愛すべき海も無いのかと、ヘミングウェイが飲むダイリキの表面を泳ぐ羽虫の顛末や、パウチされた数々の虚像や、虚栄や虚飾だらけの最中、本質などのどれもが、何かの奴隷としてしか、生きられないような退屈な世界を打ち砕くために、出鱈目に生きて、怠惰なままに、絶え間ない日々から、時間を削ぎ落として、考え付くものから解き放たれ、体制に媚びへつらうよりも、唾を吐き捨て、背後に迫る自分自身すらも投げ飛ばし、閉ざされたままでも、こうやって、強靭で、ままならぬ情感を昇華させるために、絶えず今を書き直し、書き換え、コピーペーストはしないで、痺れた大脳が描く本質と、宦官として生きる事しか出来ないような、生きた屍のような輩に、統治されたり、支配されたりしたくはないから、思想なんて捨て去って、自らの意思で出鱈目な踊りを、踊り続けるのである。
2025年03月26日
正当
軽々と乗り越えるしなやかな筋肉を用いて、あらゆる障害を、なんのそのと、飛び越える優雅な姿、暗くも明るくもある今朝を弄り、大切なものすら、崩壊した後、垂涎するだけの、利己的な奴らの固定観念により、締め付けられる脳内、迫害されたり、配下になったり、破壊的になったりと、忙しく動き回る社会というやつとの、折り合いなんてつかないから、勝手気ままにひとりで遊んでいるのが、詩人というものであり、主人公や主軸を持たず、ぐにゃぐにゃと、躁鬱な宇宙を掻っ切って行くのが、詩人の役目なのであり、何も持ってはいないが、何を持たされるわけでもなく、デリカシーもなく、風景に落書きをほどこし、戯けたり、懐かしんだり、噛みついたりして、鍵穴には、セメントを流し込んで、もう家には、入られないようにして、豊かさを謳うだけの、敵意丸出しの羽虫や毒虫の群れを払いのけ、はびこる悪意が木霊し、未熟な理想が打ち出した思想に左右され、朝が来ないだの、光が見えないなどと、うつつを抜かしながら、際限を生み出したり、誰かを踏み台にしたり、出し抜いたりと、正しくもないのに、正しいフリをして近付いて来たりと、入り浸るだけの毎日から解放されるために、こうして、自由に意思と遊んでいるんだ、とカタルシスに至るピーターパンの気分で、自尊心の海を渡り、度重なる嘘を食べ尽くす餓鬼どもの至福を満たすためだけに、働き続けるなんてあんまりだよ。
2025年03月25日
抑圧
この世界も、どこか不自然なものであるし、争うほどに、現れるものの尽くが、実態すらあやふやであるし、存在すら、しないようなものを崇めたり、退屈な理想や、欲しがる対価や、怠惰なままに、引き摺る理由が、引き合わせた物事が、等価交換なんかを求めては、互いの駆け引きや、騙し合いや、齟齬があるだとか、惰性に導かれたものが、もたらす憎しみや苦しみの数々や、行間に住まう悪魔の笑窪、協調性を謳う教育的なものが強要する原理から解き放たれ、体制に媚びへつらうだけの、奴らが仕向ける答えを信仰し続ける人々の渦、時折の義務的な模倣、がんじからめになっている現実の忌々しさや、馬鹿どもの支配に気付いていた幼少期から、学校教育を破壊するために、自由に遊んでいた少年期から、大人と騙られているものからの逸脱を続け、枢要なものを積み上げるために自由に学び続けて来た今や、遡る事は出来ても、戻る事は出来ないし、反復し続ける先々では、衝動を繰り返し、出来合いのものやデカダンスや、デリカシーもなく侵略して来る隣人や、理性もないから、ガイダンスに従い、行列に並び、諦めているだけの日々や、悲観的になるほどに、生まれる敵愾心や、終わらぬ争いや、同族嫌悪や、ケミカルな夢や、廃墟に住まう動機や、数多の理由に絡まる関連性や、拵えられた制度に反し、ここで、抵抗を続ける事だけが、生きた心地を感じるし、拘うほどに、歪んでゆく思想なんてものは捨て去り、偏れば、偏るほどに、思想なんてものは、邪魔になるから、勝手気ままに、快適なままに、注がれる理由に溺れずに、上手く泳いでは、自由に利用されずに、自らの意思だけで、泳ぎ続ける。
2025年03月24日
搭載
2025年03月23日
湾曲
雑念が降り注ぎ、陰鬱な証拠を残した暗い影や、頑是ない様子で立ち尽くす今、攻撃性が増してゆく子猫のリビドー、白濁した精神を吸い込むためのストロー、あらゆる原理を捕食する巨大な蜻蛉によるカタストロフや、改ざんされるだけの誤りや過ちの角度や、ふやかした思い出を食べた風邪の夜、不確かな答えを持ち合わせれば、何か、確かなものを生み出しては、境目ばかりを持ち込み、朦朧とする頭で、緻密な計算などを施す、なだらかな帰り道、燻製にされた昼下がり、もやもやとした心で、枯渇するだけの今に縋るだけの、幼稚な仕組みや、言葉の断面や、酩酊する後先、空白に寄りかかるコックが、悟性を挽肉にした隘路、頼りない儀式を旋回する花嫁と刹那、街路樹をよじ登る蝉のような気持ちで、かさばる順序や、情緒もないキスの後、齟齬やら反故やらと、忙しく回転する歯車により、私たちは、リラックスできるのだと、妥当な位置やら、移送したり移行したりを繰り返したりと、原型もなくなるまで、慣れあったり、塞ぎ込んだり、複雑になったり、付かず離れずだとか、手当たり次第だとか、堕落したりフラクタルだったり、入り浸りだったりと、立場を利用したり、理念を捻じ曲げたり、混ざり合ったりと、あてもなく錯綜したり、芝居したりと、人間様は、何がしたいのだと、疑問に耽る野良猫たちや、大義を用いては、誰かを手懐けるために、保たれる均衡や平衡なんてものに、騙されないために、政治利用されるだけの、君たちの角度や、数え切れない欲そのものとの離婚。
2025年03月20日
春の枷
言葉もまやかしであると、宣言しているテレビの中での孤独、理不尽な結末に降り注ぐ怨嗟の雨、愛されたいと願うばかりでは、その場にある愛は遠ざかるばかりであるし、与えられたもののほとんどが、デタラメで、愚かなものばかりであるし、加算されるものや、参画するものが、そこかしこでのさばり、過信ばかりを生み出し、今を踏み台にして、制圧されるものに屈したり、攪拌されるだけの日常で、遠隔操作されたり、支離滅裂な思いが、空白を埋めるために、絶えず襲いかかる答えを模倣し、良い子を演じたり、独善的なものが謳う正義が、悪意を木霊させ、更なる苦しみを市民に与えるだけの衆愚政治の波形、延命する毎日から飛び出すために、縋るだけの答えを破棄し、集約される問題や、即席の理由に拘泥するほどに、苦しむ意識の吐血、平行宇宙を駆逐する大きな口を開けたブラックホールに吸い込まれ、重力や磁場に住まう虫や、体制的なものを孕んだデジタルの妻たちや、大気圏を突く思いの仮数、ビジネスライクな笑顔の先では、情報の蜘蛛の巣に捕まり、逃げられなくなった蟷螂の気分で、艶然とした主観に住まう悪意のようなものや、もたらされる憎しみの道具として、恒常的な結末や、報いを受けるべきなどと、うるさく付き纏い、改善されない現在から解放され、崩壊してゆくだけの文明から乖離し、理解なんかを求めては、手懐けられるだけの毎日や、間違いなんかを改めずに、ただ、批判的に求められる答えや、退嬰的な者が謳うことごとくに手懐けられ、健気なほどに、毒されてゆく毎日や、舞い込む幸せのほとんどが、ドラスティックなものを生み出し、奪い合うだけの日々のいびつさに気付いた頃には、孤独感は増してゆき、徒に消費して来た日々を翻し、自らの思いのままに進む無数の道がひとつになり、ひたすらに突き進む。
2025年03月19日
結び目
先天性の夢を捕食して育つ花、アナグラムの宇宙にある大規模なピラミッド、全ての不破から脱出して、変幻自在に今を泳いで、対価なんか不必要だからと、旋回し続ける先々で採決なんて取らずに、排外主義が加速し、ファシズムに移行し、徹底的な独裁により、メディアを利用して、扇動したり洗脳したりして、利用されては、骨の髄までしゃぶり尽くされ、いらなくなれば、その場で火炙りかなんかにして、今に引き裂かれてゆく生命を、ぼんやりと眺め続けて来た人生であるからして、支配されたり、その場から動くな的なもののほとんどの命令を破り、自らの意思だけが、正解を紡ぐ的な独りよがりな結末の最中、はだける意思が、いくつかの利己的な苦しみを吐き出しながら、破壊され尽くされた精神の奥の奥に眠る怪物を呼び覚ます頃、言葉が貧相になり、うわべだけの豊かさのプロパガンダにより、思考停止に陥るだけの連中や、今に麻痺してゆくだけの現在から逸脱するためのバグとして成長を遂げ、発想なんてものに、毒素なんかを流し込み、混沌を呼び覚まし、混乱の最中で見繕う物語の綻びやら、蔓延る悪意の化合物、恒常的な憎しみの帰路、絶滅するだけの、私たちだと、厭世観に苦しむ暇なんてないから、ナショナリズムが破壊した数十年やら、かけがえのないものですら、かけちがえれば、水の泡だよと、諦めてばかりいるし、徒に消費し続ける時間や、そこかしこで磔でされたり、定めがどうとか、あれが駄目で、これも駄目だとかと、うるさく付きまとい、あたかも、正しいもののフリをするだけの、利己的なものからの超越。
2025年03月18日
最愛
さよならと消え去った君を襲う五月雨、ハミングする日常が、偶数である事を喜んでいる奇数の女の子、不思議さを育てて、あらゆる偏見を超越して、厭世観に騙されずに、食い込む値や、空席ばかりが目立つ部屋や、痩せた感情や、偶然を捕食するフクロウ、銀河全体を覆い尽くすカラスによるカタストロフや、苛立ちばかりが目立つ日常の下腹部、分裂してゆく山羊の群れや、凍てつく身体を尻目に、消費し続けてゆく現在に覆い被さる愚かさと、度重なる軋轢、曖昧な足指や、変化してゆくあれこれ、因果を飛び越えた辺りから、可視化してゆく未来、初々しい今に縋り付くだけの色褪せた母の衣服、紊乱な輩が謳う主義主張や、仮想現実に住まう乖離した自分の保管場所、斡旋と愛されたいと強請るあまりに押し込まれた独房、ぼんやりとした日常の道理を掘り起こしてまで、自らの無知さを、世間様に見せつけたいのかと、拡散される答えが、エンターテイメント的に磔にされ、投げつけられる石や、突き刺さる槍の角度、敷衍してゆく関連性が、世界自体を崩壊へと誘うまでの距離や、剽窃する事でしか、自らを生かせないような輩が打ち出したファシズム的なものが加速し、加工された品位なんかに、騙されている間にも、あらゆる変化は訪れ、そこで生きようが、生きていまいが、徒に消費し続ける先々では、乖離した日常の平衡を保ち続けるなどと抜かしている合間にも、事実は、事実である事を、ひたすらに隠しながら、事実であるという表情を作りながら、ひたすらに、誰かを騙す事に専念する。


哲学・思想 ブログランキングへ

詩・ポエム ブログランキングへ